僕がすごいと思ったトライアスリートを紹介したいと思います。
それは「ティム・ドン」というトライアスリートです。
この人は「トライアスロン・アイアンマン最速の男」です。
IRONMAN世界記録
2017年5月のアイアンマン南米選手権ブラジル大会で世界記録を更新し「世界最速の男」となりました。
それまでの世界記録保持者は「ライオネル・サンダース」
記録は7時間44分29秒。
種目別タイムは、スイム(3.8 km)53:45、バイク(180 km)4:04:38、ラン(42.2 km)2:42:21でした。
このライオネル・サンダースもとんでもない選手です。
ほぼインドアのトレーニングで世界記録を更新した男です。
ライオネス・サンダースについては戸原開人選手が詳しく記事にしています。
気になる方はこちらをどうぞ
「ほぼインドア練習でIRONMAN世界最速をマークした男」
そのライオネス・サンダースの世界記録を更新したのがティム・ドン。
アイアンマン南米選手権ブラジル大会での記録は7時間40分23秒。
種目別タイムはスイム 44:16、バイク 4:06:56、ラン 2:44:46。
スイムがかなりライオネス・サンダースより速いですね。
さすが3度もオリンピックに出ている選手、スイムは得意なんですかね。
そして、人生のどん底へ・・・
2017年、世界記録を更新したその年の10月、ハワイ島コナで開催のアイアンマン世界選手権大会。
表彰台は確実と思われていたティム・ドンは、スタートラインに立つことはありませんでした。
ハワイ・コナで最終トレーニングを行なっている時に、トラックがバイクを漕ぐティム・ドンに接触し、首の骨を骨折する大怪我を負ってしまいました。
なんとか頚髄は損傷してなかったみたいですが、かなり苦しいリハビリを乗り越えたようです。
首を固定したまま、走ったり、漕いだりしてたみたいです。
そして、事故6ヵ月後の4月16日に行われたボストンマラソンに出場。タイムは2時間49分42秒!
大事故後、6ヶ月で3時間切ったんですね。
ironman復活へ
2018年、6月24日アイアンマン70.3コスタリカ
この大会でティム・ドンは優勝しました。
記録はこちら
引用:http://asia.ironman.com/triathlon/events/americas/ironman-70.3/costa-rica/results.aspx#axzz5PdLow0Su
本当にすごいですね。
年齢も40歳。
ハワイ・コナへの復活が楽しみです。
ティム・ドンが普段どんなトレーニングをしているかは詳しくは見つけられませんでしたが、彼の活躍を応援していきたいと思いました。
ironmanが好きなトライアスリートはぜひ彼の動向をチェックしてみてください。