トライアスロン

トライアスロンってどんなスポーツ?

トライアスロンというスポーツを知っていますか?

最近有名人がトライアスロンに挑戦したりして、トライアスロンという言葉が
テレビにも出てくるようになりました。

 なんとなくどんなスポーツか知っている人もいると思いますが、
自分がトライアスロンに挑戦するとなると、そこまでイメージできる人は少ないのではないでしょうか。

 そこで

 トライアスロンとはどんなスポ―ツなのか、

 競技内容は?

 距離は?

 どれくらいの人がやっているのか?

 性別や年齢は?

 といった疑問をわかりやすく説明していきます。

 トライアスロンとは

 トライアスロンは何をするのか?

 これは知っている人も多いと思いますが、
水泳、自転車、ランニング、を続けて行うスポーツです。

 トライアスロンでは

 水泳のことをスイム、自転車競技のことをバイク、ランニングのことをラン、と呼びます。

 トライアスロンで一番最初に行うスイムは、主に海や湖で泳ぐ事がほとんどですが、
中にはプールを使ってスイム競技を行うトライアスロン大会もあります。

 バイク競技はほとんどの大会は周回コースで、
例えば、バイク競技用のコースを4周して戻ってくる、
といった競技内容になります。

 コースは様々で、山の中を走ったり、島の周りを1周したりと、
その地域の風景を楽しむ事が出来ます。

 ラン競技は市街地の中や、海沿いの道を走ったり、
比較的人が多くいる所を何周か走ります。
町の人やボランティアの人から応援してもらえ、パワーがもらえます。

 それもトライアスロンの楽しみですね。

 距離はどれくらい?

 トライアスロンに興味を持った人や、これから始めてみたい
と考えている人にとって気になることは、
どれくらいの距離泳ぐの?走るの?という事ではないでしょうか?

 距離は、短くても長くてもトライアスロン。

 陸上や水泳と同じようにトライアスロンにも様々な距離のレースがあります。

 現在、国内でもっとも主流であり、多くの大会が開催されているレースは
ショートディスタンス(オリンピックディスタンス)と呼ばれている種類のレースです。

 3つの種目の距離を合わせても51.5kmです。
オリンピックの種目にもなっているため、このように呼ばれています。

 各種目の距離は

 スイム1.5km

 バイク40km

 ラン10km

 他にも、このレースの半分の距離や倍以上ある距離のレースなどもあります。

短い距離のトライアスロンもあることは、あまり知られていないようで、
意外とできるかも、と思われる人もいるようですね。

 どんなふうに結果や順位が決まるの?

 3種目を合計したタイムで総合タイムと順位が決まりますが、
競技と競技の間の着替えや靴の履き替えの時間もタイムに含まれます。

 順位は、総合順位と男女別順位、年代別順位で発表されます。
この中でも、年代別に順位が決まるところがおもしろく、
30代女性○位とか60代男性○位とかで発表されます。
いくつになっても上位に入れる可能性があり、もちろん表彰台に上がれることもあります。

 どれくらいの人がやっているの?性別や年齢は?

 現在トライアスロン愛好者の人口は37万人といわれ、
国内で開催されている大会も290を超えています。


性別でみると、例えば、宮古島で行われているトライアスロン大会ですと、

1552名中、女性は190名出場しています。

 年々、女性のトライアスロン人口も増加しているようです。

 年齢では、トライアスロンは40代が中心となっていて、始めたのも30代から
という人が多くなっています。

 そのため、30~50代が圧倒的に多いのがトライアスロンの特徴です。
実際に大会結果をみてみると、上位に30代40代が多く入っています。
中には40代の人が優勝している有名な大会もあります。

 トライアスロンはサッカーや野球と比べ、30代でもまだ「若手」とみられる
珍しい競技です。

 いくつになっても始めるのに遅すぎるという事はありません。

 誰でもできるの?

 トライアスロンというスポーツは、
難しそう、きつそう、過酷そうというイメージがあると思いますが、誰でも始める事はできます。

 運動経験がなく、水泳はクロールで25mしか泳げないけど50代になってからトレーニングをはじめ、
半年でトライアスロンを完走した人もいます。

 トライアスロンはいくつになっても始められるし、上位を目指すこともできる、

 そして、生涯楽しむことができるスポーツです。

 ぜひ、挑戦してみてください。