標準記録突破のするためにストロークのコツが知りたい。
子供のクロールのストロークが上手くならない…。
そんな悩みを持つ人のために、クロールのストロークのコツやわかりやすい動画を集めてみました。
ストローク動作を
①キャッチ
②プル
③プッシュ
④リカバリー
にわけて紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
クロールのストローク動作のコツ【キャッチ】
推進力を生むストロークにするには、キャッチでどれだけ水を捉えられるかが重要です。
その際のコツは、
⑴肩を肘に近づける
⑵肘を立てる
⑶小指、薬指、中指を水に引っ掛ける
肩を顎に近づける
キャッチ時に肩に顎を近づけるようにします。
これを肩を内旋させる、と言います。
そうすることで肘が下がりにくくなります。
肘を立てる
キャッチからプルにかけて、肘が下がらないようにしましょう。そうすることで、手のひらだけでなく、腕全体で面を作ります。
キャッチで大きな面を作る事で、プルでしっかり水を後ろに押すことが出来ます。
小指、薬指、中指を水に引っ掛ける
先ほどの肩を内旋させる動作は、手のひらが外側を向きやすいです。
そうなると水が外に逃げてしまいます。
ですので、キャッチの時は小指側から水に引っ掛けるようにイメージすることで、水をしっかり捉えることができます。
以下の動画は、入水後肩を内旋させたことで、手は外側を向いていますがキャッチ動作が始まると手のひらは真後ろを向いていますよね。
クロールのストローク動作のコツ【プル】
キャッチで捉えた水を真っ直ぐ後ろへ押し出します。
その際のコツは
⑴親指と人差し指側に水を当てる
⑵身体を腕に近づけていくイメージ
親指と人差し指側に水を当てる
先ほどキャッチの時は小指側から水に引っ掛けるといいました。
プルでは脇を閉じていくので、手のひらが内側へ向いていきます。
そうなると水が内へ逃げていきます。
プルで水を真後ろに押すためには、親指・人差し指側を水に当てるようにイメージしましょう。
身体を腕に近づけていくイメージ
水を捉えて力強く引こうとすると、腕の筋肉に頼ってしまいがちです。
体の大きな筋肉である大胸筋や広背筋を使うためには、身体を腕に近づけて行くイメージを持つと良いでしょう。
クロールのストローク動作のコツ【プッシュ】
水を最後に押し出すプッシュ動作は、力強くやる必要はありません。
なぜならキャッチやプルと違い、プッシュは手のひらだけなので面積が少ないから。
プッシュは頑張ってる割には、そこまで推進力にはなっていません。
さらに頑張り過ぎて手のひらが上を(水面を)向いてしまうと、身体が沈む原因となります。
プッシュは水を後ろに放り投げるように
プッシュの際は最後まで手のひらを後ろに向けます。
掻ききる、というよりは後ろに水を放り投げるようにイメージすると良いです。
クロールのストローク動作のコツ【リカバリー】
リカバリーではとにかく腕をリラックスさせることが重要です。
その際肘から先はハイエルボーリカバリーでもストレートアームリカバリーでもどちらでも良いです。
ただ注意点としては、ストレートアームでのリカバリーは体幹がブレやすくなります。
これは腕を伸ばして回すことで、遠心力を利用しリカバリー動作のスピードを上げているからです。
どちらのリカバリー動作でもかまいませんが、手首はリラックスさせ、肘は背中の真上のラインにくるようにしましょう。
肘は高くする
肘は出来るだけ高い位置でリカバリーを行います。
肘が低い位置で、腕をぶん回すようにリカバリーをすると、腕の遠心力で身体が左右にブレやすくなります。
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