「何かスポーツを始めたいけど何からやればいいか分からない」
「最近体重が増えてきたから、スポーツを始めてダイエットをしたい」
「体重を減らしてスポーツが出来る体にしたい」
「運動不足を何とかしたい」
そんな風に日々思い、何か始めなければと考えている人は多いと思います。そんな人におすすめしたいのかジョギングです。
なぜジョギングを進めるかというと、脂肪を燃やしやすい体を作ることができるからです。
ジョギングとは?
ジョギングについて明確な定義はありませんが、ウォーキングとランニングの間のことになります。
ウォーキングとは前に進む際、左右どちらかの足が地面に着いてます。
ランニングの場合、両方の足が地面から離れる瞬間があります。
つまりわかりやすい表現で言うと、ピョンピョン飛び跳ねながら前に進んでいることになります 。
こののランニングの動作はスポーツ初心者やダイエットを目的としている人にとって、かなり負担が大きいものです。
「だったらウォーキングの方が良いんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、ウォーキングだとスポーツ初心者に重要な心肺機能の向上や、ダイエットに効果的な脂肪を燃やすと言った事が効果的にできません。
心肺機能を高め 脂肪を効果的に燃やせる体を作るためには「歩くようなゆっくりしたペースで走る」ジョギングを行うことをお勧めします。
マラソンでは呼吸を意識しよう!「2-2リズム」でペースがつかめる
なぜジョギングで脂肪が燃えやすくなるのか?
人間の体は動くために、体温を維持するためにいろいろなエネルギーの使い方をしています。
例えば筋肉の中に蓄えられているエネルギーを使ったり、血液の中や肝臓の中にあるエネルギーを分解して筋肉を動かしたり、脂肪を使って分解してエネルギーにして体を動かしたりしています。
この中でもスポーツ初心者やダイエットに重要なことは脂肪を使ってエネルギーを作るということです。つまり脂肪を燃やすということですね。
スポーツ初心者やダイエットをやろうとしている方はこの脂肪を燃やす能力が低いです。
なぜなら脂肪を効果的に燃やすためには、体が少しきついと思うことを長時間続ける必要があり、その効果的な方法を知らないからです。
脂肪はジョギングにより少しきついと思う運動を続けることで、血液の中や肝臓にある糖質(炭水化物)の分解から、体に蓄えられた脂肪をどんどん分解する体に切り替わっていきます。
「糖質(炭水化物)をエネルギーにする」→→→「体の脂肪をエネルギーにする」に身体の機能を作り替えていきます。
練習のやり方に変化をつけよう。ランニングは毎日ゆっくり同じ距離では速くならない
効果的なジョギングのやり方
少しきつい運動を長時間やる、といってもやり方を間違えると脂肪を燃やしやすい体にならないし、運動する習慣を続けることもできません。
ですのでスポーツ初心者やダイエット目的の方のためにジョギングのやり方を簡単に説明していきます。
少しきつい運動
「どのくらいのペースでジョギングを行えば良いのか?」と言うことですが、目安として、軽く汗をかく、おしゃべりや鼻歌が出来る、これぐらいがジョギングのスピードの目安になると思います。
「ジョギングしながらだと苦しくておしゃべりもできない」と言うスポーツ初心者やダイエット目的の方は、まずウォーキングから始め、少しずつ早く歩き、慣れてきたらジョギングに変えていきます。
ジョギングの運動時間は?
「長時間とはどれくらいか?」というと、運動を続ける時間は25分以上です。最初は25分ジョギングを行うと良いです。
25分というのは体が脂肪を燃やす体に切り替わっていく時間の目安です。
ですので、25分以上動き続けることが心肺機能の向上やダイエットに効果的です。
1日の中で朝15分、夕方15分に分けてジョギングをしても効果は少ないです。
そしてもう一つ重要なことは、「きつすぎる運動をしても脂肪は増えない」ということです。
息がゼーゼー、ハァハァするような運動は脂肪が燃えやすい体にはなりません。
少しだけきついぐらいのジョギングを心がけてください。
心拍数を測ればもっと効果的
もっと正確に心肺機能の向上や、ダイエットに効果的なジョギング方法が知りたいという方は、心拍数を測りながらジョギングすることをお勧めします。
とはいってもいちいち手首や首の脈を測るわけではありません。
心拍数を測る腕時計がありますので、「運動による最大限の効果を得たい」「今後ランニングやマラソン大会に出てみたい」と考えている方は、心拍測定機能の付いたランニングウォッチを買うことをお勧めします。
心拍測定機能がついたスポーツウォッチはたくさんありますので興味があればみてみてください。
マラソン初心者は心拍数を計りながら、自分に合った練習強度を知ろう!
まとめ
これから運動を始めたい、ダイエットを始めたいという方にとってジョギングがお勧めで、おしゃべりをできるぐらいの少しきつい運動を、25分以上続ける、ということで脂肪が燃えやすい体になる、ということを説明しました。
最も重要なことは「無理をしない」ということです。
きつすぎる運動をやると脂肪を燃やしやすい体になりません。
まずは気軽にゆっくり始めてみると良いと思います 。
ランニングマシンの傾斜を2%にして、実際のランニングに近づけよう